【Q】 GMSのFDMakeでの震源設定に関してstrike,dip,rakeの各角度に関しての正の定義がどのようになっているのでしょうか?

【A】 GMSの震源設定に関してstrike,dip,rakeの各角度に関しては、 Aki&RichardsのFIGURE4.13(新版p101, 旧版p106)の定義に従っています。

strike 北からの時計回りの方向
dip strike方向(例えば、strike=0 の時、南から北)を向いて、右手が上盤、左手が下盤です。地表から時計回りに断層面までの角度を測ったものがdip角
rake 下盤に対し上盤が上がる(つまり、逆断層成分を持つ)時、rake角は正になります。逆に、正断層の(成分を持つ)時、rakeは負になります。 下盤に対し上盤がstrike方向にすべる場合、rakeの絶対値は0-90度、strikeと逆方向にすべる場合は、rakeの絶対値は90-180となります。
震源設定の角度の定義

(2004-08-20 更新)