地表面振幅分布を見る前に、GMS2次元ダンプファイルを結合しておきます。これにより、一度に全てのスナップショットを見ることができます。ここではVx成分の例を示します。
コマンドプロンプトかbashなどのCUIシェルを開きます。
Dump2dディレクトリに移動します。
SeriesDumpを使用して、ダンプファイルを結合します。
SeriesDumpのバイナリをカレントディレクトリにコピーします(あるいはパスを通す、フルパスを指定するなどでも可)。SeriesDump.exeはGMSのインストールディレクトリ下のbinディレクトリに入っています。
入力リストファイルを作ります。入力リストファイルは結合前のダンプファイル名を一行ずつ書いたテキストファイルです。ここではdirコマンドを使って作ります。
dir /b > vx.lst
SeriesDumpを実行します。
SeriesDump.exe vx2d_all.h5 -d vx.lst
ここで、HDF5関連の警告メッセージが画面に表示される場合がありますが、動作には問題ありませんので読み飛ばしてください。
vx2d_all.h5が作成される。
vx.lstを削除する。
Vy, Vz成分も同様にして結合することができます。