SeriesDumpには、スナップショットの結合と、結合後のファイルのスナップショットへの分解の2つの機能があります。また結合機能では、入力ファイル数が多い場合には、入力元定義ファイルで指定する方法を使ってください。
SeriesDump <出力ファイル名> <入力ファイル名> ...
出力ファイル名には、結合後の出力ファイル名を指定します。
入力ファイル名には、結合する入力ファイル名を指定します。複数のファイル名を指定できます。
シェルの文字数制限により、指定できる入力ファイル名の数に制限があります。詳しくはお使いのシェルのマニュアルをご覧ください。この制限を回避するには、次項の方法を使用してください。
SeriesDump <出力ファイル名> -d <入力元定義ファイル名>
出力ファイル名には、結合後の出力ファイル名を指定します。
入力ファイル名には、入力元定義ファイル名を指定します。
入力元定義ファイルは次の形式です。
<入力ファイル名1> <入力ファイル名2> : <入力ファイル名N> |
SeriesDump -R <入力ファイル名> <出力パス+プロジェクト名> [ <開始ステップ> <終了ステップ> <出力間隔> ]
入力ファイル名には、分解するダンプファイル名を指定します。
"出力パス+プロジェクト名"には、分解後スナップショットファイルの出力パスとプロジェクト名を連結した文字列を指定します。
各スナップショットのファイル名は
<出力パス+ファイル名>_<ステップ(8桁>.h5
のようになります。
開始ステップには、出力を開始する時間ステップを指定します。
終了ステップには、出力を終了する時間ステップを指定します。
出力間隔には、出力する時間間隔を指定します。
開始ステップ~出力間隔を省略すると全ての時間ステップを出力します。
% SeriesDump -R vx2d_all.h5 Snapshots/vx2d 100 200 5
# 生成されるファイル
Snapshots/vx2d_00000101.h5, Snapshots/vx2d_00000106.h5, ..., Snapshots/vx2d_00000200.h5