境界面の設定

 

 

3ページ目では境界面データを設定します。

 

境界面データテーブルは、背景が白いセルのみ編集することができます。このページでは境界面の設定と、境界面にはさまれた媒質を設定します。境界面の設定により、自動的に計算領域の大きさも決定されます。

境界面は境界面定義ファイルか、水平面設定ボタンによる水平境界面により決定されます。

 

 

境界面定義ファイルを読み込むには、境界面読み込みボタンをクリックします。境界面定義ファイル読み込みダイアログが表示されます。

 

 

ファイルを一つずつ選択すると、ダイアログの下方に選択したデータのX方向メッシュ数、Y方向メッシュ数、メッシュサイズが表示されます。これらの値は、すでに読み込んだデータのものと同一でなくてはなりません。ファイルを複数選択した場合にはこれらの値は表示されませんが、複数選択したまま一度にファイルを開くこともできます。

 

[開く]ボタンをクリックすると、適切な位置・順番で境界面が挿入されます。2列目にファイル名が、3列目から順に最小深さ(Min Depth)、最大深さ(Max depth)、境界面の上方の媒質番号(Upper media)が表示されます。

 

 

 

水平面設定ボタンを押すと、Create Horizontal Planeダイアログが表示されます。水平面は均一な深さの境界面ですが、他のファイル読み込みと同じ扱いをするために、NX x NYのセルに分割された面として定義されます。

[NX],[NY]にX方向、Y方向のセルの数、[Cell size]にセルのサイズ、[Depth]に境界面の深さを入力します。

 

 

初期状態では、"Upper Media"列に地表から近い順に媒質番号が振られています。変更した場合はセルに数値を入力してください。媒質番号は物性値設定ページで設定した番号です。

 

 

 

境界面削除ボタンを押すと、選択されている境界面がテーブルから削除されます。

最下段の境界面は特殊で、計算領域の底になっています。この行のみ、"Max depth"列に最大深さを入力してください。

 

 

 

境界面をまたぐ格子の物性値を内挿する場合は、"Interpolate"チェックボックスをチェックします。

 

 

設定が終わったら[Next]ボタンを押して次のページへ進んでください。