判明している問題点・バグ
[WaveView] X成分以外の波形出力は1格子以内の精度で出力点がずれています。
[ソルバー] 2次元ダンプ処理において、XY平面以外の位置決めに問題があります。
1.10.0の仕様変更
[全般] Windows10で動作確認を行っています。
[gms_solver] Windows並列計算ソルバーで使用するライブラリを変更しました。Microsoft MPIをインストールする必要があります。インストーラーはGMSパッケージに同梱されています。インストール方法はMicrosoftMPIのインストールをご覧ください。
[gms_solver] Windows並列計算ソルバーで使用するライブラリを変更したことに伴い、MPICHを削除しました。
[gms_solver] Windows並列計算ソルバーの最大プロセス数を8から32に変更しました。
[SolverRunner] Windows並列計算ソルバーで使用するライブラリを変更したことに伴い、Microsoft MPIを使用するように変更しました。
[SolverRunner] Windows並列計算ソルバーの最大プロセス数を変更したことに伴い、プロセス数を32まで選択できるようにしました。
[全般] 32bit版のツール群およびソルバーの提供を終了しました。
1.10.0で解決された問題点・バグ
[StructBuilder] J-SHIS想定地震断層座標データの読み込み時に、断層形状、アスペリティ、破壊開始点が正しく表示されない問題を修正しました。
[StructBuilder] 震源設定ダイアログと断層座標データ解析情報ダイアログが正しく表示されない問題を修正し、震源定義ファイル生成機能を使用できるようにしました。
[GmsSee] 3次元ダンプファイルを表示するときに、第一領域と第二領域が連続的に表示されない問題を修正しました。
[GmsSee] 表示している画像を保存しようとすると、空のファイルだけが作られたり、強制終了する問題を修正しました。
1.8での仕様変更
[FDMake] 物性値の内挿機能を追加しました。
[GUIツール全般] 高DPI環境に対応しました。
[gms_solver] 側面の無反射境界条件について、Clayton and Engquist(1977)の適用範囲を変更しました。
[gms_solver] 鉛直速度自由表面境界条件を一部変更しました。
[gms_solver] 32bitのMPICHもパッケージに同梱しました。
[全般] インストーラのパッケージを廃止しました。
1.6での仕様変更
[StructBuilder] J-SHIS深部地盤構造モデルデータを読み込み、任意の差分計算領域を切り出すツール、StructBuilderが新規に導入されました。
[全般] J-SHIS深部モデルデータ名称を以下のように統一しました。
「J-SHIS深部地盤構造モデルデータ」:深部地盤モデルデータを記述するファイル(StructBuilderで読み込むことができるファイルです。)
「J-SHIS詳細法深部地下構造モデルデータ」:震源断層を特定した地震動予測地図(シナリオ地震)における詳細法の深部地下構造データを記述するファイル(FDMakeで読み込むことができるファイルです。)
1.6で解決された問題点・バグ
[SeriesFilter] 計測震度の計算方法の誤りを修正しました。
SeriesFilterの計測震度計算方法に誤りがあり、正しい値よりも最大0.3程度小さい答えが出力されていたことがわかりました。
入力波動場の継続時間が短いほど影響が大きく、1sの継続時間で最大0.3程度、10sの継続時間で最大0.03程度の差があります。
1.5での仕様変更
[全般] Windows Vista 64bit版ツール群、ソルバーを公開しました。
Windows版のツール群、ソルバーをVista64bitに対応させ、公開しました。 64bit版FDMakeでは2GB以上の構造ファイルを作成できます。 また64bit版MPIソルバーでは2GB以上のメモリを用いた計算が可能です。なお、XP64bitでの動作は試験しておりません。
[全般] 国土地理院数値地図データが同梱されるようになりました。
FDMakeで地図を表示するには、従来までは地図データを別途入手する必要がありましたが、 本バージョンから地図データが同梱されるようになりました。
1.5で解決された問題点・バグ
[FDMake] J-SHIS詳細法深部地下構造モデルデータのエラーチェックを修正しました。
J-SHIS詳細法深部地下構造モデルデータの読み込みエラーチェックに不備があった点を修正しました。
[GMSSee] スケールの数値入力ボックスを改善しました。
カラースケールの表示範囲指定が10e-6以下になると0になる問題を修正しました。
1.5βでの仕様変更
[全般] Windows Vistaに対応しました。
Windows版のツール群、ソルバーをWindows Vistaに対応させました
[FDMake] 平面直角座標系を表示できるようになりました。
構造作成ウィザードで系番号を指定すると、座標ダイアログで平面直角座標系が表示されるようになりました。
[FDMake] J-SHIS詳細法深部地下構造モデルデータを利用できるようになりました。
メニューの「New from J-SHIS data」から、2004-2008年度版のJ-SHISで公開されているJ-SHIS詳細法深部地下構造モデルデータファイルを読み込んで、 差分構造モデルを作成できるようになりました。 (2009年度J-SHISで公開されている「深部地盤モデルデータ」とは異なります)
1.5βで解決された問題点・バグ
1.3での仕様変更
[FDMake] ウィザードで水平境界面を設定できるようになりました。
[FDMake] ウィザードでQ値の基準周波数を設定できるようになりました。
[FDMake] タイトルバーの現在のプロジェクトのフルパス文字列が表示されるようになりました。
[FDMake] 指定した位置の構造柱状図を表示できるようになりました。
[FDMake] コンダクターファイルのテンプレートファイル名がconductor.txt.templateに変更されました。
[FDMake] 定義順に震源・観測点をインポートて表示するようになりました。
[gms_solver] 使っているHDFライブラリのバージョンが表示されるようになりました。
1.3で解決された問題点・バグ
[FDMake] 座標ダイアログとビューに同期が不十分であった問題を修正しました。
[FDMake] 構造作成で深さの逆転面があった場合に意図しない構造が作成されることがあった問題を修正しました。
[FDMake] 震源ダイアログでUpdateボタンを押すまで震源球表示とStrike角が同期しなかった問題を修正しました。
[WaveView] 振幅スケールの説明表示が入れかわっていた問題を修正しました。
[GmsSee] コピー機能が使えなかった問題を修正しました。
1.2で解決された問題点・バグ
[ドキュメント] チュートリアルの数値の誤り、画像の更新もれなどを修正しました。
1.2での仕様変更
[ALL] HDFライブラリのバージョンを5-1.6.4に変更しました。これに伴い、zlibのバージョンを1.2.2に変更しました。
[ALL] CUIツールのLinux用バイナリを追加しました。
[ALL] Windows用アプリケーションのコンパイラをVisualC++7に変更しました。
[Gms2Knet] GmsDumpファイルをK-Net Asciiファイルに変換するツール、Gms2Knetが新規に導入されました。
[ProjectExplorer] Gmsプロジェクトファイルの内容を表示するツール、ProjectExplorerが新規に導入されました。
[GmsSee] GMTのカラーパレットを読み込めるようになりました。
[GmsSee] GMS3次元ダンプファイルを表示するときに、第一領域と第二領域を連続的に表示できるようになりました。
[GmsSee] 地図ファイルを読み込み、振幅分布と地図を重ねて表示できるようになりました。
[FDMake] conductor.txtを読み込み、前回の設定を使えるようになりました。
[SeriesDump] 結合したファイルを分離できるようになりました。
[gms_solver] 震源の扱いがモーメントテンソルベースに変更されました。
[gms_solver] Intel Compiler 7 用のコンパイルスクリプト(Solver/HDF5/ifc7以下)を削除しました。
1.1で解決された問題点・バグ
[FDMake] 不正なプロジェクトファイルをダブルクリックして起動した場合、アプリケーションが不正終了する問題がありました。
[FDMake] ウィンドウ位置が保存されない場合がる不具合を修正しました。
[FDMake] 巨大な構造を作ったときに壊れたGMS構造ファイルが生成される場合があった不具合を修正しました。
[ソルバー] コンダクターファイルの時間刻みの読み込み精度が不十分だった不具合を修正しました。
[ソルバー] 不連続境界の内挿ルーチンで、応力成分が逆になっていた箇所があった不具合を修正しました。
[ソルバー] 第2領域で非対角応力成分の出力位置がずれていた誤りを修正しました。
1.1での仕様変更
[FDMake] プロジェクトファイルをDrag and Dropしてロードできるようになりました。
[FDMake] タイトルバーの現在のプロジェクトのフルパス文字列が表示されるようになりました。
[FDMake] カラーバーが逆転できるようになりました。
[FDMake] 震源オブジェクトがモーメントに比例して直径を変えて表示するように、また時間シフトに応じて色を変えて表示するようになりました。
[FDMake] カラースケール、直径スケールの自動フィット機能を追加しました。
[FDMake] オブジェクトエクスプローラを廃止し、テーブル+タブのオブジェクトマネージャダイアログを導入しました。
[FDMake] 震源定義ファイルの形式を変更しました。(下位互換性は残しています)
[WaveView] ペーストアップの拡大・縮小・スクロール機能を追加しました。
[WaveView] 波形エクスポート時に時間・観測点範囲を選択できるようになりました。
[SeriesFilter] ダンプファイルのフィルタプログラムSeriesFilterが新規に導入されました。
[SeriesConv] ダンプファイルの形式変換プログラムSeriesConvが新規に導入されました。
1.0で解決された問題点・バグ
[FDMake] 不正なプロジェクトファイルをダブルクリックして起動した場合、アプリケーションが不正終了する問題がありました。
[ソルバー] コンダクターファイルの時間刻みの読み込み精度が不十分でした。
1.0b4で解決された問題点・バグ
[ドキュメント] 境界面定義ファイルの説明でデータ並びのX方向とY方向が逆になっていました。
[ドキュメント] 震源時間関数のテーブルの並びに誤りがありました。。
[FDMake] 観測点をIJK座標でインポートする際、範囲チェックに誤りがありました。
[FDMake] 震源をXYZ座標でインポートする際、震源時間関数番号が1ずれる不具合がありました。
[FDMake] プログラムメニューから起動した際に、地図ファイルが読めない不具合がありました。
[SeriesDump] 一部の環境において、大量のファイルを一度に結合できなかった不具合がありました。
1.0b4での仕様変更
[FDMake] 境界面定義ファイルの読み込みダイアログにプレビュー機能が追加されました。
[FDMake] ビューの画像をクリップボードにコピーする機能が追加されました。
[FDMake] 観測点・震源をインポートする際、エラーの理由を表示する機能が追加されました。
1.0β3で解決された問題点・バグ
[FDMake] の点震源シンボルに色が塗られないことがありました。
[FDMake] 観測点ファイルエクスポートに不具合がありました。
[FDMake] Open HDF5 ...でファイルを開いたときに、Object explorerが更新されない不具合がありました。
[GmsSee] 3Dダンプファイルを1個読み込み、最大値検出をするとRuntime Errorが発生してアプリケーションが終了する不具合がありました。
1.0β3での仕様変更
[ソルバー] struct_readでMPI用に一部の領域を読み込む場合、バッファメモリの使用量が減りました。
[SeriesDump] 正常終了でもエラーのようなメッセージが表示されていましたが、これは回避されました。