差分ソルバープログラムの動作を司る情報を書いたテキストファイルです。
構造
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<震源ファイル名> <観測点ファイル名> <構造ファイル名> <空間差分次数> <時間差分間隔> <計算ステップ数> <領域1X方向吸収領域厚さ１> <領域1X方向吸収領域係数１> end <領域1X方向吸収領域厚さ2> <領域1X方向吸収領域係数2> end <領域1Y方向吸収領域厚さ１> <領域1Y方向吸収領域係数１> end <領域1Y方向吸収領域厚さ2> <領域1Y方向吸収領域係数2> end <領域1Z方向吸収領域厚さ2> <領域1Z方向吸収領域係数2> <領域2X方向吸収領域厚さ１> <領域2X方向吸収領域係数１> end <領域2X方向吸収領域厚さ2> <領域2X方向吸収領域係数2> end <領域2Y方向吸収領域厚さ１> <領域2Y方向吸収領域係数１> end <領域2Y方向吸収領域厚さ2> <領域2Y方向吸収領域係数2> end <領域2Z方向吸収領域厚さ2> <領域2ZX方向吸収領域係数2> <3次元ダンプチャンネル別出力フラグ> <3次元ダンプ時間ハイパースラブ情報> <3次元ダンプ領域１X方向ハイパースラブ情報> <3次元ダンプ領域１Y方向ハイパースラブ情報> <3次元ダンプ領域１Z方向ハイパースラブ情報> <3次元ダンプ領域2X方向ハイパースラブ情報> <3次元ダンプ領域2Y方向ハイパースラブ情報> <3次元ダンプ領域2Z方向ハイパースラブ情報> <2次元ダンプ時間ハイパースラブ情報> <2次元X垂直断面ダンプチャンネル別出力フラグ> <2次元X垂直断面ダンプハイパースラブ情報> end <2次元Y垂直断面ダンプチャンネル別出力フラグ> <2次元Y垂直断面ダンプハイパースラブ情報> end <2次元Z垂直断面ダンプチャンネル別出力フラグ> <2次元Z垂直断面ダンプハイパースラブ情報> end <CRC値> |
end行の前の値は複数の値を指定できます。
先頭文字が#の行はコメントとして読み飛ばされます。
データ
震源ファイル名
震源ファイル名を80文字以内で指定します。
観測点ファイル名
観測点ファイル名を80文字以内で指定します。
構造ファイル名
構造ファイル名を80文字以内で指定します。
空間差分次数
空間差分の次数を"2"か"4"で指定します。
時間差分間隔
時間差分の間隔（サンプリング周波数の逆数）を実数で指定します。単位は秒です。
計算ステップ数
計算するステップ数を１以上の整数で指定します。
吸収領域厚さ
吸収領域の厚さを格子点数で指定します。０以上の整数を入力します。
吸収領域に関するフォーマットは複数値の入力がサポートされていますが、現在の計算ソルバーがこの機能をサポートしていません。
吸収領域係数
吸収領域の係数を０以上の実数で指定します。
3次元ダンプチャンネル別出力フラグ
3次元ダンプファイルのチャンネル別出力フラグです。0のとき出力しない、1のとき出力します。vx, vy, vz, txx, tyy, tzz, txy, txz, tyzの順にスペースを空けて記入します。
3次元ダンプ時間ハイパースラブ情報
3次元ダンプファイルの時間方向のハイパースラブ情報です。開始位置、終了位置、ステップ数の順にスペースを空けて記入します。
3次元ダンプ領域？？方向ハイパースラブ情報
3次元ダンプファイルの空間のある領域のある方向に関するハイパースラブ情報です。開始位置、終了位置、ステップ数の順にスペースを空けて記入します。
2次元ダンプ時間ハイパースラブ情報
2次元ダンプファイルの時間方向のハイパースラブ情報です。開始位置、終了位置、ステップ数の順にスペースを空けて記入します。
2次元？垂直断面ダンプチャンネル別出力フラグ
2次元ダンプファイルのチャンネル別出力フラグです。0のとき出力しない、1のとき出力します。vx, vy, vz, txx, tyy, tzz, txy, txz, tyzの順にスペースを空けて記入します。
2次元垂直断面ダンプハイパースラブ情報
2次元ダンプファイルのXあるいはY方向垂直断面ハイパースラブ情報です。開始位置、終了位置、ステップ数の順にスペースを空けて記入します。2次元断面は複数の指定が可能です
CRC値
現在では使っていません。
解説
差分ソルバープログラムの動作を司る情報を書いたテキストファイルです。
このファイルはテキストエディタを用いて作成しますが、FDMakeを使ってテンプレートを生成することもできます。
参照
conductor_read, conductor_size